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2022年4月24日日曜日

読書 「女のいない男たち」 村上春樹

               ドライブ・マイ・カー他


著者:村上春樹
出版:文春文庫

村上春樹にはこれまで興味がなかったので、一冊も読んでいないのですが、「ドライブ・マイ・カー」の映画が評判になったので、そのオリジナル小説を読んでみました。
6つの短編からなり、「ドライブ・マイ・カー」はその一つ。
「イエスタディ」以外は、どれもそれほど面白い感じは持てなかったし、意味もよく分からない。「ドライブ・マイ・カー」も同じ。
映画は3時間と長い上映時間だが、小説の「ドライブ・マイ・カー」は50ページの短編小説なので、これをどうやって3時間もの映画にしたのか、やはり映画を観ないとわからない。ネットで見ると映画はこの1作だけでなく、他の2作を部分的に組み込んでいるとか?

日本ではノーベル賞に期待の集まる村上春樹だが、この短編集を読んだだけでは、それほど凄い作家とは思えなかった。

《追記》「イエスタディ」は、ビートルズのこの曲に関西弁の歌詞を付けた男の物語であるが、その歌詞には笑ってしまった。
(関西弁で)♪ きのうは/あしたのおとといで~/おとといのあしたや~♫

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