落葉松の黄葉を求めて
上高地には、これまで何度も来ているが、初めて厳冬期に入った時と今回の秋(秋は初めて)が一番感動しました。
(もっとも厳冬期に入山した時は3日の内2日間は猛吹雪でしたが・・・)
さて今回の上高地ですが、落葉松の黄葉を求めて、2020年10月25日に上高地に入りました。
この時期は、広葉樹の紅葉は既に終わっていますが、広葉樹より少し遅れる落葉松の黄葉は素晴らしいものがあり、また秋と冬が同居している季節を楽しめました。
上高地の場合、狭い範囲の中で景色に圧倒されるので、定番写真になりがちですが、今回はその定番写真編です。
日の出から月の出までを時間を追って並べてみました。
朝陽を浴びる西穂高岳(綺麗なモルゲンロートとは成りませんでした)
霞沢岳の方向から昇る月
上高地は11月中旬に閉山となり、それ以降は車は入れなくなるので、釜トンネルから歩いて入ることになります。(年末年始には一部の宿泊施設がオープンしています)
この時期は、槍・穂高への登山者や一部の写真愛好家しか入山しませんが、夏場には見ることのできない「モノトーンの沈黙の世界」が広がっており、日の出には雪で真っ白な穂高岳が紅く染まる素晴らしいモルゲンロートを見ることができます。
ただ、この季節の天候は不安定なので、猛吹雪だけで終わってしまうリスクもありますが、一度は経験するのも良いと思います。また危険を伴いますので経験者と一緒に行くことをお勧めします。
次回は番外編の作成を予定していますので、ご期待して下さい。