「韓国、ウソの代償」
著者:高橋洋一
出版:扶桑社新書
この著者の本を読むと、いつも鼻持ちならない感じがするが、表現の仕方は別にして、割合正鵠を射るという感じと、最近の日韓問題についてのいろいろな見方に興味があり購入した。
具体的に面白かった箇所を抜粋すると・・・
★「公約を次々と実行するトランプ政権」ということで、マスコミや有識者とは反対にトランプ大統領の実行力を評価している。
★韓国・文在寅大統領の頑なに「べき論と理想論」で進める外交に対して、「外交はどこと仲良くすれば得かというシンプルな問題だ」ということで、リアルな外交を展開している安倍首相に対して高い評価をしている。
★日本での民主党政権の頃と現在の安倍政権での就業者数を具体的な数字で比較(民主党政権可下で雇用が30万人減り、安倍政権で雇用が300万人増)したりして、かなり安倍首相を評価している。反発を持つ人もいるかと思うが、この数字の意味することは大きいと思う。民主党政権下での経済政策は何だったのかと思う。
また今の韓国の文在寅大統領に不満を持っている人には留飲を下げる効果が期待できます。