異次元の美に感動
(モルゲンロート・アーベントロート・モノクローム&青の世界)
厳冬期の上高地には、過去三回行きましたが、初めて行ったときの感動は忘れられないものがあります。Facebookに投稿したものを中心に纏めてみました。
最初に厳冬期の上高地に入ったのは、年代は忘れましたが、12月の28日の仕事納めの後、22時頃に都内を出発し、釜トンネルについた後、そこから徒歩で入山し深夜2時頃に現地につきました。「さあ、寝むれる」と思いしや、リーダーの人から「これから星を撮るぞ」と言われ、朝まで一睡も出来ませんでした。
夜明け前の気温がマイナス20℃にもなるので、電池の電圧低下が激しく、撮る直前までポケットで電池を温め、撮影する直前に弾込め銃のように電池を挿入したことが懐かしい思い出です。
現地での初日29日は快晴に恵まれましたが、30~31日は猛吹雪で一歩も動けず、厳冬期の上高地の厳しさを初めて味わった次第です。
以下は写真で、ご覧ください。
初めての星座の撮影・左の山は焼岳 |
日の出前の静寂の刻(とき) 正面の山は奥穂高岳 |
モルゲンロート 「モルゲンロート」とは早朝に上り始めた太陽の光に照らされて山肌が赤く染まる現象を差す登山用語です。語源はドイツ語で「モルゲン(Morgen)」は「朝」、「ロート(rot)」は「赤い」という意味になります |
朝日が昇り、冠雪した焼岳がくっきりと浮かび上がりました。 山麓の霧氷の付いた樹々にはまだ陽が当たりません |
![]() |
霞沢岳から田代池に陽が入るので、急いで田代池へ移動 |
![]() |
モノクロームの世界 |
![]() |
青の世界 |
![]() |
アーベントロート 朝焼けの「モルゲンロート」に対して夕焼けに染まるのを「アーベントロート」と言います |
0 件のコメント:
コメントを投稿