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2020年4月18日土曜日

街道を撮りにゆく シリーズ2「北海道編・羅臼」 

街道を撮りにゆく・・・北海道編・羅臼

羅臼町は、知床半島の東側半分を占めており、世界自然遺産の町である。
町名の由来はアイヌ語の「ラウシ」(獣の骨のある所の意)が転化したものだそうだ。
また森繁久弥さんの名曲「知床旅情」発祥の地でもある。
海から眺めると、羅臼岳(1,661m)が町の後方に屏風のようにそびえ立っている。

右上が羅臼岳 下の海岸線に沿って羅臼の町が広がる

【鷲について】
知床半島は、オオワシ・オジロワシの世界有数の越冬地で、主にオホーツク海沿岸部からやってくる。
オオワシは全長1m、翼を広げると2.5mにもなり、世界のワシ類でも屈指の大きさだそうだ。羽毛真っ黒で、尾羽とさらに翼の前の部分(肩)が白く、オジロワシより目立つ。
一方、オジロワシは、オオワシよりは少し小さいが、それでもかなり大きなワシで、褐色の羽毛に覆われており、名前の通り尾羽は白い。

左がオオワシ、右がオジロワシ

羅臼を訪れたのは、流氷の上にいるオオワシ・オジロワシを前から一度見たいと思っていたという単純な理由です。
残念ながら、この時はまだ流氷は羅臼沖まで流れ着いていませんでした。
またオジロワシの写真はバッチリと撮れましたが、オオワシは飛んでいる場面が撮れなかったので、もう一度チャレンジしようと思っています。


オジロワシの飛び立つ瞬間

大空を悠々と飛ぶオジロワシ
獲物を撮り見つけて急降下するオジロワシ

獲物をゲッット まさに「わしづかみ」
着地態勢




翼を最大限に使ってブレーキをかける

着地の瞬間 足が力強く雪を捉える 雪が舞い上がっている

【北方四島のこと】
羅臼町は、根室海峡を挟んで北方領土の国後島と対峙している。
漁業は、近海では捕獲量が減少し、最近はロシアへ入漁料を支払って、北方4島付近での操業となる。この話を聞くと突然厳しい現実に引き戻される。

国後島近海での操業から戻ってきた漁船
以前のクルージングで見たオホーツク海での国後島
これまでに見たこともないような凄い朝焼けだった
下部中央の小さな突起物は、国後島最高峰の爺々岳
雲の上に頭を出した国後島の爺々岳(ちゃちゃだけ)1822m




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