『オーパ!』に魅せられた人々
「オーパ!」とは、開高健が、ブラジル・アマゾンに釣り紀行をした時に、大物の魚を釣り上げた際に、現地の人(ブラジル人・ポルトガル語)が発する驚きの言葉を、この釣り紀行文のタイトルにしたものです。
因みに「fisy on」を辞書で引いても載っていません。
「(魚が)掛かった!」「(魚が)来た!」という時に使う、釣り人達の間で使われている言葉のようです。
作家・開高健の魅力は、その珠玉のような文章の巧さ(遅筆と言われているが)と、1965年のベトナム戦争のルポで九死に一生を得た「ベトナム戦記」や釣りのために世界を駆け巡る「釣り紀行」等のエネルギッシュな行動力が、読者を未知と魅惑の世界へ導いてくれます。
一方、映画の「リバー・ランズ・スルー・イット」は、アメリカ・モンタナの雄大な自然とフライ・フィッシングを通じて描かれる兄弟愛、釣り人の後方にある森の陰を巧みに利用し、釣り糸に反射する流れるような光の動き・・・
また、そこには古き良きアメリカがありました。
この映画は若きブラッド・ピットのメジャーデビュー作でもあり、監督のR・レッドフォードとのイケメン俳優の世代交代を感じさせるものがあります。
今回気づいたのは、上記のことに影響されているのか、これまでに撮影した中に、意外と多くの釣りの写真があったことです。
以下ご紹介します。
日本のフライ・フィッシングは、日光湯ノ湖で始まりました
ライン(釣り糸)の美しさに魅せられて
水面の反射も美しい
目の前を悠々と泳ぐ大きな獲物・・・
「はた迷惑」ならぬ「釣り迷惑」
元荒川の釣り人(こちらはフライ・フィッシングではありません)
桜に囲まれて・・・釣り人の「我が世の春」
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