3月の花・・・落椿(おちつばき)
通常「花が散る」と表現するのは、桜やさざんかで、椿には適用されないようです。
俳句では「落椿(おちつばき)」と表現し、春の季語になっています。
俳句では「落椿(おちつばき)」と表現し、春の季語になっています。
調べた限りでは、歳時記では「落椿」という季語はありますが「散り椿」という季語はないようです。(3種類調べました)
ところが以前に見た映画「散り椿(原作:葉室麟)」が鮮明に記憶に残っており、語感としても「落椿」よりも「散り椿」の方が響きが良いように思います。
この映画(小説)のタイトルは、京都の地蔵院の五色八重散椿(ごしきやえちり)が題名の由来となっていました。
この映画(小説)のタイトルは、京都の地蔵院の五色八重散椿(ごしきやえちり)が題名の由来となっていました。
つまり、一般的な椿は花の形のままドサッと落花しますが、地蔵院の椿はらはらと花びらごとに散るそうで、こういう椿を「散り椿」と称しているそうです。一度見てみたい気がします。
以下、写真をご覧ください。
撮影:2025/3/6
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