東山魁夷の「緑響く」のモチーフとなった場所
絵の中になぜ白い馬が現れてくるのかは、私は知らない。初めてこの絵を見た時に、白馬に何か違和感を感じた記憶がある。ただ記憶にはしっかりと刻まれた。
この作品のモチーフになったという場所が、長野県茅野市にあるので、訪ねてみた。
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東山魁夷「緑響く」 |
八ケ岳山麓の蓼科の近くの「御射鹿池(みしゃかいけ)」である。
「御射鹿池」の名は、諏訪大社に伝わる神に捧げるための鹿を射るという神事、御射山御狩神事にその名前の由来があると云われている。ここは「諏訪大明神」が狩りをする場所として「神野」と呼ばれ神聖な土地であった。(この段はWikipediaより引用)
この池は昭和の初めに農業用のため池として作られた。冷たすぎる八ヶ岳の水を太陽に当てて稲作に利用するためだそうだ。
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